【BlenderからUE4へ】Blenderのモデリングデータを使ってUE4で動画を作ろうとしたのですが・・・PART②

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 Blenderのモデリングデータを使ってUE4で動画を作ろうとしたのですが、いろいろな問題があって悪戦苦闘の末とりあえず動画を完成させました。
 出来上がりには不満ですが、Blenderのモデリングデータを使用してUE4で動画を作るという最低限の目標は果たせたのでその点に関しては良かったと思います。

    

【問題点 PART②】

   

 今回、解決していない問題もあり暫定的な対応ですませていたりします。

1.Blender)モデリングデータの原点設定
2.UE4)無料アセットとBlenderのモデリングデータ(主にアジサイ)とのデザイン(雰囲気)の違い
3.UE4)霧(フォグ)の不具合
4.UE4)動画作成時のチラつき

    

   

【問題への対応】

   

1.Blender)モデリングデータの原点設定

 これは、Blenderで作った桜の花を張り付ける為の皿?の原点がオブジェクトの中心でなかった為、UE4にインポートして組み立てる時に非常にやりづらく効率が悪いので、結局Blenderで原点位置の修正をする事になりました。(特にオブジェクトを回転させる時に余計な手間がかかります)

(修正前)

Blender)モデリングデータの原点設定の修正前

    

(修正後)

Blender)モデリングデータの原点設定の修正後

    

(トランスフォームの適用)

Blender)モデリングデータの原点設定の修正後にトランスフォームの適用をかけた画像

    

   

2.UE4)無料アセットとBlenderのモデリングデータ(主にアジサイ)とのデザイン(雰囲気)の違い

   

 アジサイの花の色に合わせて草の色も変えてみたのですが、最終的に花の色を濃く変更したのでこの変更はあまり意味がなかったかもしれません。
 ただ、「無料アセットの雰囲気とBlenderで作ったモデリングデータの雰囲気の違い」はやはり気になります。

    

(修正前)

UE4)無料アセットとBlenderのモデリングデータ(主にアジサイ)とのデザイン(雰囲気)の違い

    

(修正後)

UE4)無料アセットとBlenderのモデリングデータ(主にアジサイ)とのデザイン(雰囲気)の違いを修正後

   

    

3.UE4)霧(フォグ)の不具合

   

 フォグついては、UE4の世界全体に掛ける物やカメラに掛ける物、ピンポイントで狙った所に掛ける物と種類がありますが、これも凝り出すと奥が深く難しいです。
 ピンポイントでフォグを掛けたかったのですが、簡単にできそうもなかったので透明な板に白い模様を入れる手法で行くことにしました。
 下の画像のように複数のバリエーションを用意したのですが、どうしても灰色がかってしまいます。
 かなり悩んだのですが、至って簡単な理由でした。
 照明の強さが弱かっただけでした。
 画面上そんなに暗いと感じていなかったので気付かなかったのですが、照明の強さを上げてみるとあっけなく解決してしまいました。
 ただ、ボリュームフォグとか他にちゃんとした手法があるみたいなので要勉強です。

   

フォグのバリエーション
フォグの灰色がかった画像

     

    

4.UE4)動画作成時のチラつき

    

 このチラつきに関しては打つ手なしです。オブジェクトが重なるとチラつくらしいのですが、アジサイの花と葉っぱの重なり具合でもチラつく事があります。
 チョットカメラの位置を変えると収まっても、違う箇所で発生するという具合です。
 この不具合はどうしようもなかったので、アジサイの数を減らし、周囲に草などがあまりない場所に配置する事で目立たなくしています。
 草同士の重なりでもチラつきがあるので、マテリアルの変更が影響しているのかもしれません。
 今後の課題です。

 完成した動画でもアジサイや草にチラつきがありますが、今はこれが精一杯です。

    

    

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